ひびこれよきひ

日々の生活の中のちょっとした発見や旅先でのことなどを書いていきたいと思います。

カプセルホテルで御一泊

ちょっと用事があって、京都に泊まることになった。さて、どこに泊まろうかな〜。


京都は観光都市だから、ホテルの数が非常に多い。ただし、値段も他の都市に比べるとやや高い。京都プライスと言ってもいいと思う。


そこで近年すごく数を増やしているのがゲストハウスだ。町家を改築しているところがあったり、またきめ細やかなサービスがあったりと良質なゲストハウスが多い。しかも、数が多い分ゲストハウス同士の競争も激しく、値段も安いところが多いのだ。


お金がまったくない僕としては、一も二もなくゲストハウスを選択する予定だったんだけど、今回はちょっと趣向を変えて、サウナ付きのカプセルホテルに泊まることにした。


ゲストハウスよりは多少値段は高めだけれど、まあ、ゆっくりお風呂に入りたかったのだ。


泊まったのは京都の四条にある「サウナ&カプセルホテル ルーマプラザ」。すっごく良かったので、今回は「ルーマプラザ」の素晴らしさを書いてみたい。



1  立地条件が抜群

行ってみて改めて思ったんだけど、このルーマプラザは抜群に立地条件がいい。どこにあるかと言うと、何と祇園のど真ん中。四条通りを東に少し歩くとお茶屋さんが立ち並ぶ花見小路や八坂神社。西に歩けば四条河原町と言う立地の良さ。立地が良すぎて、ホテルまで歩くのに観光客の波をかき分けていかないといけないほどなのだ。


河原町に遊びに行くも良し。八坂神社にお参りするのも良し。特にオススメは夜だ。明かりに照らされた花見小路をそぞろ歩くと京都気分満点。



2  館内がとても綺麗

エレベーターでカプセルホテルの受付がある3階まで上がると、京都らしい和のオブジェが出迎えてくれる。

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受付を済ませ、中に入る。洗面台、ロッカーも新しく、掃除も行き届いていて、気持ちがいい。


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さて、肝心のカプセルホテルはというと、これがまたカッコいい!


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何だかとてもスタイリッシュ。


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カプセルホテルの中もちょっと近未来的な感じ。綺麗なだけじゃなくて、広さも普通のカプセルホテルの1.2倍あって、快適そのもの。



3  ちょっとした気配り満載

カプセルホテルの中に入ると、サービスでいろはすのペットボトルがある。こういうちょっとした心遣いが嬉しい。


また、最近のカプセルホテルにはスマホなどの充電のためにコンセントが付いてることが多いんだけど、ルーマプラザのコンセントがあるところは少しくぼんでいて、スマホが置けるようになっている。


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一つ一つ小さなことではあるんだけど、こういう細やかな心遣いがより居心地の良さを感じさせてくれる。



4  露天風呂から京都の町を一望

カプセルホテルのある3階からエレベーターに乗って6階に上がるとお風呂があり、宿泊者は無料で入ることができる。


屋上には露天風呂があり、京都の町を一望できる。露天風呂に入りながら京都の町を見るなんて贅沢そのもの。残念ながら僕は夜に入ることができなかったので、今度はぜひ京都の夜景を堪能したい。



5  マンガが充実

お風呂のある6階から階段を降りるとリクライニングチェアがある休息所に出る。壁の棚にはマンガがずらり。ただマンガが多いのではなくて、今流行ってるマンガが並んでるのが心憎い。「キングダム」や「トーキョーグール」など、話題作ばかり。僕は「弱虫ペダル」を読みふけってしまった。



6  朝食がおばんざいバイキング

カプセルホテルに泊まると朝食バイキングが無料で付いてくる。それも京都のおばんざいバイキングだ。ソーセージやスクランブルエッグなどの定番料理だけでなく、ちょっと手の込んだおばんざい料理が並んでいる。


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普段、野菜不足になりがちなので、こういう時にしっかり野菜を食べておこうっと。



カプセルホテルにはいろいろ泊まったことがあるけれど、ここまで様々な良さがギュッと詰まったところはないと思う。通常価格がカプセルの下段で4700円と少し高めだけど、その価値は充分以上にある。


京都の定宿が一つできたような気がする。ああ、ルーマプラザにまた泊まりに行きたいな。