ひびこれよきひ

日々の生活の中のちょっとした発見や旅先でのことなどを書いていきたいと思います。

京都マンガミュージアムに行こう!

京都に名所は数あれど、京都観光でここ京都マンガミュージアムは絶対に外せないうちの一つだと思う。世界でも他に類を見ないマンガを専門とした博物館であるだけでなく、そのユニークさや雰囲気がある意味、とても京都らしいのだ。


今回はその京都マンガミュージアムの魅力について書いていきたいと思う。


1   廃校を再利用している

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建物は廃校になった旧龍池小学校を再利用している。そのためミュージアムの中も当時の小学校の面影を色濃く残している。当時の校長室の展示などもありとてもユニーク。


この旧龍池小学校は長い歴史のある小学校で、1869年に創設されている。廊下も木造の部分があり、歩くときしむ音がする。昔に戻ってきたようで、館内はどこか落ち着く雰囲気を醸し出している。


2  どこでも本が読める

館内はいたるところにイスや机があって、どこでも自由に本が読めるようになっている。


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また、屋外には広場がありここでも本を読むことができる。この日は残念ながら雨模様だったけれど、以前来た時は天気が良くて、沢山の人達が寝転がって本を読んでいた。晴れた日に外で寝転がってマンガを読む幸福感は言いようもない。


館内は迷路のように入り組んでいるけれど、そこがまた面白い。自分のお気に入りの場所を見つけてみてはいかが?


3  マンガの壁

館内にはマンガの壁と呼ばれる書架がズラリと並んでいる。全部合わせると200メートル、約五万冊の本がある。懐かしい本から今売れている本まで数多くの本があり、選ぶのに悩むほどだ。


館内は広いので、もしも目当ての本がある場合は検索機を利用するといい。目当ての本がある書架の番号と場所を示してくれる。


また、どれを読んでいいか分からないという場合は各階の階段の踊り場に行ってみるといい。「このマンガがすごい!」などでランキング入りしたマンガが並んでいるので、どれを読んでも外れがない。


他にも入り口すぐのところには外国語で書かれたマンガも並んでいて、世界に広がる日本のマンガ文化の奥深さを教えてくれる。


4  館長が超有名人!

京都マンガミュージアムの館長は超有名人だ。なんと「バカの壁」などで知られる養老孟司。時々ミュージアムで講演などもしているようなので、興味のある方はぜひ。



5   再入場が可能

一度、お金を払って入場したら、その日の内であれば、何度でも再入場ができる。ミュージアム内にもカフェがあり、飲食をすることができるが、一度外に出て昼ご飯を食べることも可能だ。


ちなみに僕は午前中に来て、近くのマクドナルドで昼食を食べた。少し歩くと多くの飲食店があるので、京都の食を楽しむのもいいと思う。




ミュージアムの中はゆったりとした時間が流れている。古いものと新しいものが上手くブレンドされていて、とても心地いいのだ。


京都という町はただ古いものを大切にしているだけでなく、常にその時代の新しいものを取り入れようとする積極性がある。そのバランスの絶妙さが僕たちに他にはない居心地の良さを与えてくれるのだ。


この京都マンガミュージアムは間違いなく、京都だからできる博物館だ。


京都観光の際にはぜひ。僕がそうだったように、あなたにも京都のお気に入りの場所が一つ増えると思いますよ。