学食でランチ
京都文化博物館でやってる「大関ヶ原展」を見に行き、あまりの混雑ぶりにこんなに歴史好きな人いるんや!とびっくりしたこの週末。
せっかくやしどっかで昼ご飯食べようかなと、京都の町をぶらぶら散歩。どこがいいかなー。あ、大学の学食で一般の人も入れるとこってないんかな?
ちょっと調べてみると、立命館や同志社の学食が一般の人も入れるし、美味しいみたい。ちょうど御所の近くを歩いていたので、同志社大学の学食に決定。
ネットでは「安くて、美味しくて、学食と思えないくらいお洒落!」と書いてある。えー、ホント?かなり疑ってみる。だって学食と言えばシンプルな白いテーブルと内装。元気のいいおばちゃんと量だけはいっぱいの定食と相場が決まってるやーんw
同志社大学今出川キャンパスの構内抜けて行く。中に教会とかもあるし、お洒落やなー、同志社大学って。
学食がある寒梅館に到着。学食どこなんやろーって、もしかしてここ!?
オープンテラスにタイル貼りの建物。もう外観からして学食じゃないやん!名前も「Hamac de Paradis」。もうどう読んでいいのかも分からんしー!
中も観葉植物が並び、とってもお洒落な雰囲気。大学生だけじゃなく、近所の人たちもいっぱいいて、それもまた学食っぽくない感じ。
ん?食券買わなあかんのか。反対側に回ると、食券を求める人たちの行列が!ホント大人気なんや、ここ!
550円の日替わりランチはもう売り切れみたい。他にもパスタランチとかいろいろあって悩んだんだけど、ここはハンバーグランチで!
パンとライスが選べるんだけど、パンもすごく美味しそう。デミグラスソースとテリマヨソースも選べる。今回はテリマヨソースでー!
歩き疲れてすごくお腹が減っていたので席に着くなりパクパク食べちゃって、写真が撮れなかったのが残念。
でも、見た目も綺麗だったし、ハンバーグもしっかりとした味わいで、美味しかった。やっぱりテリマヨはご飯に合うなー。これで600円は安い!
学食も進化してるんだなあ。京都には大学いっぱいあるし、大学の学食食べ歩きでもしよっかなw
温泉とテレビ
皆さんは日帰り温泉に行った時に、露天風呂にテレビが付いていたことはないだろうか。
露天風呂に入っている時の暇つぶしに付けてくれてるんだろうけど、僕はあれがあんまり好きではない。温泉にのんびり入りに行っているのに、テレビがあると何だかゆっくりできないのだ。
でも、これがサウナになると話は別だ。熱さを我慢して静かにサウナに入っていると、すぐに熱い!と限界が訪れる。しかし、テレビがあると番組を見ながら気を逸らすことができるし、「CMが入るまでやるぞ!」と案外長く入れたりするのだ。
そんなある日、日帰り温泉に行った。その日は日曜日で温泉は家族連れなどでかなり混んでいた。露天風呂に行くとやはりテレビが付いていて、露天風呂はテレビを見ながら入る人で混雑していた。
入れんやーん!と思っていると、ちょっとした隙間があったから、そこに座った。
やっているテレビ番組は「サザエさん」だった。子供もお父さんもお祖父さんも大学生くらいの若い人も、みんな「サザエさん」を温泉に入りながらのんびりと見ている。
何だかいいなあと思った。日曜日の夕方に、全然知らない人たちと一緒に、「サザエさん」を見るのってすごくいいなあと思った。正しい日本の日曜日の夕方の過ごし方だ。
うん、露天風呂のテレビも悪くないかも。
カプセルホテルで御一泊
ちょっと用事があって、京都に泊まることになった。さて、どこに泊まろうかな〜。
京都は観光都市だから、ホテルの数が非常に多い。ただし、値段も他の都市に比べるとやや高い。京都プライスと言ってもいいと思う。
そこで近年すごく数を増やしているのがゲストハウスだ。町家を改築しているところがあったり、またきめ細やかなサービスがあったりと良質なゲストハウスが多い。しかも、数が多い分ゲストハウス同士の競争も激しく、値段も安いところが多いのだ。
お金がまったくない僕としては、一も二もなくゲストハウスを選択する予定だったんだけど、今回はちょっと趣向を変えて、サウナ付きのカプセルホテルに泊まることにした。
ゲストハウスよりは多少値段は高めだけれど、まあ、ゆっくりお風呂に入りたかったのだ。
泊まったのは京都の四条にある「サウナ&カプセルホテル ルーマプラザ」。すっごく良かったので、今回は「ルーマプラザ」の素晴らしさを書いてみたい。
1 立地条件が抜群
行ってみて改めて思ったんだけど、このルーマプラザは抜群に立地条件がいい。どこにあるかと言うと、何と祇園のど真ん中。四条通りを東に少し歩くとお茶屋さんが立ち並ぶ花見小路や八坂神社。西に歩けば四条河原町と言う立地の良さ。立地が良すぎて、ホテルまで歩くのに観光客の波をかき分けていかないといけないほどなのだ。
河原町に遊びに行くも良し。八坂神社にお参りするのも良し。特にオススメは夜だ。明かりに照らされた花見小路をそぞろ歩くと京都気分満点。
2 館内がとても綺麗
エレベーターでカプセルホテルの受付がある3階まで上がると、京都らしい和のオブジェが出迎えてくれる。
受付を済ませ、中に入る。洗面台、ロッカーも新しく、掃除も行き届いていて、気持ちがいい。
さて、肝心のカプセルホテルはというと、これがまたカッコいい!
何だかとてもスタイリッシュ。
カプセルホテルの中もちょっと近未来的な感じ。綺麗なだけじゃなくて、広さも普通のカプセルホテルの1.2倍あって、快適そのもの。
3 ちょっとした気配り満載
カプセルホテルの中に入ると、サービスでいろはすのペットボトルがある。こういうちょっとした心遣いが嬉しい。
また、最近のカプセルホテルにはスマホなどの充電のためにコンセントが付いてることが多いんだけど、ルーマプラザのコンセントがあるところは少しくぼんでいて、スマホが置けるようになっている。
一つ一つ小さなことではあるんだけど、こういう細やかな心遣いがより居心地の良さを感じさせてくれる。
4 露天風呂から京都の町を一望
カプセルホテルのある3階からエレベーターに乗って6階に上がるとお風呂があり、宿泊者は無料で入ることができる。
屋上には露天風呂があり、京都の町を一望できる。露天風呂に入りながら京都の町を見るなんて贅沢そのもの。残念ながら僕は夜に入ることができなかったので、今度はぜひ京都の夜景を堪能したい。
5 マンガが充実
お風呂のある6階から階段を降りるとリクライニングチェアがある休息所に出る。壁の棚にはマンガがずらり。ただマンガが多いのではなくて、今流行ってるマンガが並んでるのが心憎い。「キングダム」や「トーキョーグール」など、話題作ばかり。僕は「弱虫ペダル」を読みふけってしまった。
6 朝食がおばんざいバイキング
カプセルホテルに泊まると朝食バイキングが無料で付いてくる。それも京都のおばんざいバイキングだ。ソーセージやスクランブルエッグなどの定番料理だけでなく、ちょっと手の込んだおばんざい料理が並んでいる。
普段、野菜不足になりがちなので、こういう時にしっかり野菜を食べておこうっと。
カプセルホテルにはいろいろ泊まったことがあるけれど、ここまで様々な良さがギュッと詰まったところはないと思う。通常価格がカプセルの下段で4700円と少し高めだけど、その価値は充分以上にある。
京都の定宿が一つできたような気がする。ああ、ルーマプラザにまた泊まりに行きたいな。
日本一周ってすごい!
自転車に乗ってサイクリングに出かけてみた。少し曇っているんだけど、湿度が高くて蒸し暑い。梅雨だなあ。
道の駅で休憩することにした。少し奥まったところに行くと、自転車が止まっていた。見ると後ろにダンボールで何か書いてある。
「日本一周中。鹿児島より」
すごっ!鹿児島から!?どうも近くにいた若い男の子が持ち主のようだ。めっちゃ好奇心が湧いて、話しかけたくなったが、基本内気なので(笑)、中々話しかけられない。
意を決して声をかけてみた。
話してみると、礼儀正しく、めっちゃ好青年。
書いてあった通り、鹿児島県の鹿児島市から来ているらしい。大学にいる間に何か一つやり遂げたいと思い、日本一周の旅に出たそうだ。ホテル等に泊まるのではなく、友達の家に泊めてもらったり、道の駅でテントを張ったりして、旅を続けているらしい。ただ日本一周するだけでなく、必ず県庁所在地を通るというルールを決めて取り組んでいるそうだ。
「夏休みだと時間がないと思って。大学を休学して旅をしています。」と、今旅をしている理由を語ってくれた。笑顔で話す彼の話を聞いていると、何だか聞いているこっちまで元気が出てきた。何か一つにひたむきに打ち込む姿は本当に美しいと思った。
「頑張ってね。」と声を掛けて僕が先に出た。「お気をつけて。」と彼が返してくれた。
しばらくして、後ろから彼が追いついてきた。僕が手を振ると彼も一声掛けてすごいスピードで僕を追い抜いて行った。
僕はその姿を見て嬉しくなった。どこまでも真っ直ぐ、その道を進んで行って欲しいと心から思った。
京都マンガミュージアムに行こう!
京都に名所は数あれど、京都観光でここ京都マンガミュージアムは絶対に外せないうちの一つだと思う。世界でも他に類を見ないマンガを専門とした博物館であるだけでなく、そのユニークさや雰囲気がある意味、とても京都らしいのだ。
今回はその京都マンガミュージアムの魅力について書いていきたいと思う。
1 廃校を再利用している
建物は廃校になった旧龍池小学校を再利用している。そのためミュージアムの中も当時の小学校の面影を色濃く残している。当時の校長室の展示などもありとてもユニーク。
この旧龍池小学校は長い歴史のある小学校で、1869年に創設されている。廊下も木造の部分があり、歩くときしむ音がする。昔に戻ってきたようで、館内はどこか落ち着く雰囲気を醸し出している。
2 どこでも本が読める
館内はいたるところにイスや机があって、どこでも自由に本が読めるようになっている。
また、屋外には広場がありここでも本を読むことができる。この日は残念ながら雨模様だったけれど、以前来た時は天気が良くて、沢山の人達が寝転がって本を読んでいた。晴れた日に外で寝転がってマンガを読む幸福感は言いようもない。
館内は迷路のように入り組んでいるけれど、そこがまた面白い。自分のお気に入りの場所を見つけてみてはいかが?
3 マンガの壁
館内にはマンガの壁と呼ばれる書架がズラリと並んでいる。全部合わせると200メートル、約五万冊の本がある。懐かしい本から今売れている本まで数多くの本があり、選ぶのに悩むほどだ。
館内は広いので、もしも目当ての本がある場合は検索機を利用するといい。目当ての本がある書架の番号と場所を示してくれる。
また、どれを読んでいいか分からないという場合は各階の階段の踊り場に行ってみるといい。「このマンガがすごい!」などでランキング入りしたマンガが並んでいるので、どれを読んでも外れがない。
他にも入り口すぐのところには外国語で書かれたマンガも並んでいて、世界に広がる日本のマンガ文化の奥深さを教えてくれる。
4 館長が超有名人!
京都マンガミュージアムの館長は超有名人だ。なんと「バカの壁」などで知られる養老孟司。時々ミュージアムで講演などもしているようなので、興味のある方はぜひ。
5 再入場が可能
一度、お金を払って入場したら、その日の内であれば、何度でも再入場ができる。ミュージアム内にもカフェがあり、飲食をすることができるが、一度外に出て昼ご飯を食べることも可能だ。
ちなみに僕は午前中に来て、近くのマクドナルドで昼食を食べた。少し歩くと多くの飲食店があるので、京都の食を楽しむのもいいと思う。
ミュージアムの中はゆったりとした時間が流れている。古いものと新しいものが上手くブレンドされていて、とても心地いいのだ。
京都という町はただ古いものを大切にしているだけでなく、常にその時代の新しいものを取り入れようとする積極性がある。そのバランスの絶妙さが僕たちに他にはない居心地の良さを与えてくれるのだ。
この京都マンガミュージアムは間違いなく、京都だからできる博物館だ。
京都観光の際にはぜひ。僕がそうだったように、あなたにも京都のお気に入りの場所が一つ増えると思いますよ。
温泉とご飯
僕は何を隠そう、温泉が大好きである。先日のホテル浦島のような温泉テーマパークのようなところも好きだし、鄙びた温泉地も大好きだ。温泉に関しては、僕は好き嫌いなしで何でも食べる雑食と言っていいと思う。
ついでに言うと、温泉を飲む「飲泉」も大好きだ。
一口に温泉と言ってもいろいろな味があって中々楽しい。塩化物泉でしょっぱいものや、炭酸泉で口の中でシュワシュワするものなど、多種多彩だ。いろんなところの温泉を味わう僕は、ある意味温泉ソムリエと言っても過言ではない。
(「これは日本アルプスの450年ものだね。」)
そんな温泉ソムリエ(自称)の僕がオススメするのは兵庫県にある「吉川温泉 よかたん」だ。
湯質も炭酸泉でかけ流し、超一級品でありながら、その味わい深さは群を抜く。舌の上で微炭酸がはじけながら、極上のスープと間違う程の味わい深さが喉を通り抜ける。この吉川温泉の温泉でご飯三杯はいけると断言できる。
残念ながら飲泉は不可なので、いつもちょっと口に含むくらいなのだが、いつの日か飲泉が可能になり、優勝力士なみに大杯でごくごく飲むことを夢見ている。その時はご飯も持って入っていいですか?吉川温泉さん。