屋久島攻略法③ 〜 屋久島での注意事項 〜
1 買い物が大変
屋久島はローソンやセブンイレブンといった大手のコンビニがなく、コンビニ、スーパーとも数が少ない。
また、台風などで波が高い時は品物自体が島に入って来ないため、店にあまり品物がない時も。
値段も高めのため、屋久島での買い物は中々大変。屋久島にいると物を買うという行為がちょっとしたイベントに思えてくる。泊まる宿の近くのスーパー、コンビニはきちんと把握しておく事が大切。
2 天気と波の状態は必ずチェック
僕も屋久島に来て初めて知った事だけど、屋久島のフェリーはよく運行中止になる。
波の高さが3メートル以上だと屋久島2が、高速船トッピーも4メートル以上で運行中止になる。島の周りが穏やかでも沖の方は波が高かったりするのがまたややこしい。
僕が行った時も台風が近づいて来ていて、あともう少しで屋久島2、トッピーとも運行中止になるところだった。波が収まるまで島から何日も出られない事もあるので、必ず天気予報と波の状態はチェックしよう。
ネットでも運行情報が出ているが、不安な時は直接フェリー会社に問い合わせるのがいい。また外でも島の放送でフェリーの運行情報が流れている。
3 食事は地元の物を
せっかくの屋久島に来たのなら、地元の物を食べよう。新鮮な魚介類、飛び魚、亀の手、首折れサバなど屋久島ならではの食べ物も多くある。
亀の手も本当に亀っぽいのでかなりびびるけど、食べてみると案外美味しかったりする。
屋久島に行った初日、モスバーガーがあるのを見て、結構色んなお店があるんだなーと思ったけれど、このモスバーガーが屋久島唯一の大手のチェーン店だった。出来た時はかなり話題になったらしい。いつもの味が懐かしくなったら安房のモスバーガーへどうぞ。
4 ガイドは必要か
旅行雑誌で縄文杉登山や白谷雲水峡のガイドの広告をよく目にする。実際に行った時も多くの人がガイドと一緒に行動していた。ガイドの人がいると安全に配慮をしてくれるし、専門家ならではの情報をいろいろ教えてくれるので大変頼もしい。お金に余裕がある場合はガイドを頼むことをオススメしたい。
ただし、ガイドの料金はかなり高い。縄文杉、白谷雲水峡とも8,000円〜10,000円以上する。屋久島ガイド協会などでは人数が多ければ多いほど値段も安くなるようなので、人数を集めて申し込むのもいいかもしれない。
では、お金がない(僕のように)場合はどうしたらよいのか。結論を先に言わせてもらうと、ガイドがいなくても実はなんとかなる。
縄文杉、白谷雲水峡ともにコースがしっかりしているし、向かう人も多いのでどこかのグループについていけば迷う心配は全くと言っていいほどない。
ただし、危険な所もあるので、トレッキングシューズやレインウエア、地図などの準備はしっかりとして行った方がいい。自分の身を守ってくれるのは自分しかいないのだ。
ガイドが必要かそうでないかはお金の問題だけでなく、ガイドのいることでの利便性、安全性を踏まえて考える事が大切だ。
5 楽しい屋久島観光になるように
屋久島は離島なので行くのが大変だったり、滞在していても注意が必要だったりする事がある。あらかじめ情報を得てしっかりと計画を練っておく事で、より安全に楽しく屋久島での時間を過ごす事ができるのだ。
屋久島は温泉が多いので、温泉に入って旅の疲れを癒しながら、自分なりの楽しい屋久島攻略法を作り上げていこう。