ひびこれよきひ

日々の生活の中のちょっとした発見や旅先でのことなどを書いていきたいと思います。

屋久島攻略法 その① 〜 屋久島への行き方 〜

今回、個人で実際に屋久島に行ってみて気づいた事が幾つかあったので、ちょっと書いてみる。


1  屋久島への行き方

屋久島に行こうと考えて、まず一番初めに悩むのは屋久島への行き方だと思う。飛行機がいいのか、船がいいのか、それともバスがいいのか、僕も散々悩んだ。それぞれ長短あるので、自分に合った方法はどれなのかをよく考えるのが大切だと思う。



① 飛行機

屋久島への行き方で一番メジャーなのは、やはり飛行機だ。自分の近くの飛行場からひとっ飛び。移動時間も一番短い。でも、注意しなければいけない事がある。それは直接、屋久島空港まで行くのか、それとも一度鹿児島空港まで行き、そこから屋久島に行くのかだ。


一番簡単なのはもちろん屋久島空港まで直接行く事だけれど、関西から行く場合、屋久島空港までは便数も少なく、また大手の航空会社しか運行していないため、使い勝手がイマイチよくない。値段も早割などを使っても片道25,000円程かかる。


鹿児島空港までは関西からはピーチなどのLCCが運行しており、便数も多い。値段も安い時期であれば4,000円程度で行く事ができる。ただし、気をつけなければいけないことがある。それは鹿児島空港から屋久島までかなりの距離があり、時間もかかることだ。


まず、鹿児島空港から鹿児島市内にある高速船のフェリーターミナルまで、リムジンバスで1時間程かかる。値段は1,250円。そして、そこから高速船トッピーに乗り、屋久島まで2時間程かかる。値段は8,800円。


つまり、鹿児島空港に着いてから、さらに屋久島まで3時間以上、値段も1万円程度かかるのだ。僕はこの鹿児島空港コースで行ったけど、関西国際空港を昼に出て、屋久島に着いたのは結局夕方になってしまった。鹿児島空港まで安く行けるからと言って、安易に鹿児島空港コースで屋久島に行くのは考えものだ。


鹿児島空港コースだと安い時期を選ぶと、屋久島まで全部で片道14,000円程度。しかし、時間は関西国際空港から5時間以上かかる。

屋久島空港コースだと安い時期で片道25,000円程度。伊丹空港から1時間半で行くことができる。



②  フェリー

時間があるならオススメはフェリーだ。夜に大阪を出発して、次の日の朝には鹿児島に着く。大浴場やご飯を食べてゆっくりするも良し、海上の星を眺めて旅情を感じるのも良し。また、寝ている間に着くというのはやはり利点だ。


フェリー「さんふらわあ」では屋久島の旅行プランがあって、一番安いものであれば片道13,800円で屋久島まで行く事ができる。ただし、これはツーリストという相部屋のプランなので、気になる人は追加のお金を払って他の部屋のプランを選択するのも良いと思う。


この「さんふらわあ」のプランだと、鹿児島の志布志港から鹿児島市内まで無料のシャトルバスが出る。また、鹿児島から屋久島までの高速船トッピーの料金も含まれているので、非常におトクだ。


単純に安さだけで言うなら、この「さんふらわあ」の屋久島ツアーが一番安いと思う。時間は確かにかかるけれど、屋久島までの交通手段や、かかるお金がオールインワンになっている手軽さも含めて、個人的にはオススメだ。


また、もしも時間がない場合は、行きは「さんふらわあ」のツアー、帰りは飛行機という合わせ技もできる。



③  夜行バス

時間があるなら、夜行バスという手もある。これも夜に大阪を出て、朝には鹿児島に着く。また高速船ターミナルまで直接行ってくれるので、それも利点だ。


ただし、この夜行バスの場合、何度かあるサービスエリアでの休憩の他は長時間座っていなくてはいけないという短所がある。また、寝るのもリクライニングシートだ。人によると思うけれど、昔僕は夜行バスに乗った時、このリクライニングシートが苦手であまり熟睡する事ができなかった。


値段は鹿児島まで片道12,000円程度。また、屋久島までは高速船トッピーのお金(8,800円)が別にかかる。


もしも、夜行バスを使うのであれば、往復夜行バスでは体も大変なので、帰りは飛行機やフェリーを使う事をお勧めしたい。




2   屋久島まで行くのは大変

飛行機で直接、屋久島空港に行く以外、屋久島に行くのはとても時間がかかる。また、どの交通手段を使ってもかなりの旅費がかかってくる。


個人で屋久島に行くのは結構大変だ。でも、それだけの価値があると思う。自分はどれくらいの時間があって、どれくらいのお金を使うことができるのか、飛行機、船、バス、それぞれの利点を比較しながらじっくり計画を練るといい。


でも、屋久島で出会った旅人たちは「急に思い立って来た。」という人も多かった。何も考えずにふらっと、というのも屋久島の魅力なのかもしれない。