今日の言葉
この間、お寺の前を通ったら今日の言葉のようなものが黒板に書いてあった。
「自分の向かう道
自分が分からないと
人生が生きているだけで
終わってしまう」
深いぞ、今日の言葉!立ち止まってしばらく考えてしまった。
そういえば昔は大人ってすごく大きな存在で、何でも知ってると思ってた。でもいざ自分がなってみると、迷いまくる事この上ない。自分の事だって十分分かってるかどうかも怪しい。この今日の言葉を読んで、思わず自転車に乗って自分探しの旅に出たくなった。
そういえば、最近自転車にマットなどの大きな荷物を積んで旅をしている人を良く見かける。夏休みを利用しての旅だと思うけど、旅の中で何かを見つけたいと思ったんだろうなあ。ちょっとうらやましい。
そういえば、自転車で長い旅をしてるのって男の人しか見ないな。まあ防犯の事とかもあるんだろうけど、女の子は自分探しとかどうやってしてるんだろう??何か女の子特有な過程を経て見つけちゃうんだろうか?
もしくは女の子は自分探しは必要ないのかもしれない。小さい子とか見てても男の子よりも女の子の方がはるかに現実的だし、地に足がしっかりとついた考え方をしている。
どちらかと言えば、男の方がふらふらとしてどこか夢見がちだ。男が方向性を見出すためには何らかの儀式を通して、もう一度自分を見つける必要があるのかもしれない。
男って大変だなあ。
って、お寺の今日の言葉で何を考えてるんだ、俺。とりあえず自分を探す前にスイカを食べよっかな。まだ今年の夏はスイカを食べてなかったのだ。自分探しの前にまず腹ごしらえをしないとね。
夏の終わりって?
車の中でぼんやりラジオを聞いていたら、パーソナリティの人が「夏の終わり」について話をしていた。
あー、そういえば夏も終わりだなと思って聞いていると、話は「どういう時に夏の終わりを感じるか」になった。
んー?あんまり考えた事なかったけど、どういう時に感じるもんなんやろ??
ラジオではランキングを発表。
3位は8月が終わったら。
ああ、確かに。8月で夏休みも終わるもんなー。キリもいいし、6、7、8月が夏って感じするもん。9月は夏じゃなくて秋って感じやし。
2位は蝉の声が聞こえなくなったら。
んー、これも分かる。蝉が鳴き始めると夏本番!って気がするし。蝉の鳴き声が聞こえなくなると、今度はいつの間にか秋の虫の鈴虫やコオロギの鳴き声が聞こえてくるんだよなあ。思っている以上に、耳から入る音って季節を感じるものなのかも。
栄えある1位は
半袖が寒くなったら!!
、、、結構感覚的なもんなんやね。でも、これが1位って分かるようで分からんよーな。だって暑かったらずっと夏なのかー!
夏の終わりって明確な何かじゃなくて、耳や肌で感じる感覚的なものなんだなあ。夏の本質が垣間見えるやうで、中々興味深いぞ。
ふと自分が思う夏の終わりについて考えてみた。んー、そうだな、お盆が終わったらかな?お盆が終わる頃になると海にクラゲが出てきて海水浴もできなくなるし、大きなお祭りも終わっちゃうし。花火大会とかもガクッと減っちゃうしな。
ん!?そういえば俺、今年花火大会行ってないやん!まだ俺の夏は終わってなーい!
ということで、皆さんが思う「夏の終わり」ってなんですか?
踊る阿呆になってみた
阿波踊りに行く!と決めたのは、実は屋久島旅行を計画した時と同時期だった。どうなるか分からないけど、一応、宿だけとっておこうかなと思ったのだ。
阿波踊りには前にも行った事があるんだけど、最高にテンションが上がりまくった記憶がある。四国の祭りの二大巨頭、よさこい祭りに行った時はそこまでではなかったから、よほど性に合っていたんだろう。
今年の夏も阿波踊りを満喫するべく、僕は徳島行きの電車に乗った。電車は徳島に近づくにつれて、浴衣姿の女の子や家族連れ等で混雑し始めた。でも車内は祭りが始まる高揚感からか、とてもみんな楽しそうだ。
徳島駅に降り立つと人は益々増え、大勢の人の波に流されるようにして駅の外に出た。どこからか太鼓の音が聞こえ、その音に誘われるかのように皆、前へ前へ進んで行く。
駅から少し歩くとそこは熱気に溢れていた。
徳島の街は阿波踊り一色だった。徳島ってこんなに人がいるんだっけ?と思うくらい人がいる。後でニュースを見てみたら、阿波踊り期間中は100万人以上の人出があるそうだ。
そこかしこで踊りの輪が出来ていて、個性豊かな踊りを見ることが出来る。これは凧をイメージした踊りで、凧の役の人、それを見えない糸で引く人が呼吸をぴったりと合わせて引いたり押したりする。
熱気溢れる徳島の街を歩き、でも僕はどこか違和感を感じた。以前に来た時の心が沸き立つような思いがないのだ。楽しいと心から思えない。なぜだろう?自分でもよく分からないまま街を歩き続けた。
せっかく来たのにこれではあかん!と思って、にわか連に入った。にわか連と言うのは、一般の人でも入る事ができるグループで、ステージ上の進行役の人たちが踊り方や掛け声のかけ方などを教えてくれる。
一通り教えてもらった後、いよいよ道路を踊り歩く。にわか連も沿道の観客もすごい人だ。
名も知らない人たちと一緒に踊り歩く。右手と右足、左手と左足を交互に出す。みんなどこかぎこちないけれど、それもまたいい。何よりみんな楽しげだ。笑顔が溢れていた。
にわか連を踊り終え、まだ踊り足りなくてにわか連の集合場所近くに行った。ここでは歌やラップに合わせて阿波踊りを踊る事ができる。リズムは阿波踊りなんだけれど、二拍子のリズムとラップが非常に合う。
僕はここで踊った。老若男女、外国の人も阿波踊りのグループの人もみんな熱に浮かされたように踊っていた。ラップに合わせて声を上げ、太鼓のリズムを体で感じて全身で踊っていた。ああ、これだと思った。
「踊る阿呆に 見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損損。」
DJの人が叫ぶ言葉が僕の胸に響く。僕が今年阿波踊りに来た訳は、踊る阿呆になるためだったんだ。うん、そうだよ、踊らにゃ損損!
この日、徳島は日本で一番広いダンスフロアだったと思う。
やがて休憩タイムになった。まだ時間があったから、有名連と言われる阿波踊りのグループの中でもメジャーなグループの踊りを見に行くことにした。
有名連の踊りは正しく一糸乱れぬ集団演技だった。派手さはよさこいに劣るかもしれない。でも、美しさと気品があった。一挙手一投足が美しいのだ。長い歴史の中で脈々と受け継がれた踊りのDNAがそこにはあった。
阿波踊りは踊り手とそれを見る観客として楽しめるだけでなく、それら全員が一体となって踊りさざめく他に類を見ないお祭りだ。毎年100万人以上の人々が来る理由が分かったような気がした。
そして、また僕もきっとここに来る。今度はもっと阿呆になりたい!
「踊る阿呆に 見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損損!」
どうしてブログを書くんだろう
4月にブログを始めて4ヶ月経った。こんなブログだけど読んでくれる人も少しずつ増えてきた。
でも、ふと思った。僕はどうしてブログを始めたんだろう。どうしてだったっけ?
多分始めは何となくだった。何となく日々の日常を振り返って、書き留めておきたかった。いわば日記代わりだ。
あと、その日あった出来事を自分の言葉に置き換えてみたかったのかもしれない。子どもの頃から日記を書くのは嫌いじゃなかった。(いつも半年も持たなかったけど)
日常を言葉に置き換える事で新たな面が見えてくる。それに後で読んでみて分かることもある。日記代わりの手軽なツール。それが僕にとってのブログだった。
でも、読んでくれる人がいて、時々コメントやスターをくれる人がいて、ブログを書く事は誰かと繋がることなんだなあと、当たり前の事を再確認した。それはとても嬉しいことだった。
現実の僕は人当たりがいいといつも言われるけど、実は人と繋がるのがとても苦手だ。好感を持たれるように少しずつ作ってきた自分と、人付き合いに臆病な本当の自分とのギャップが常にあった。
だけど、ブログを書いている自分はただの自分だった。ありのままの、素のままの自分だった。それが誰かと繋がれる事が嬉しかった。
たまたま読んでくれてるのかもしれない。いつも読んでくれているのかもしれない。でも、そんな事はどうでもいい。誰かとこうやって繋がれることは嬉しい事だと僕は心から思う。
本当にありがとう。
良かったらコメントなど、何か足跡を残していってくれると嬉しいです。
明日から徳島県に行ってきます。明日から始まる阿波踊りを見に行ってきます。またその様子は今度。
屋久島攻略法③ 〜 屋久島での注意事項 〜
1 買い物が大変
屋久島はローソンやセブンイレブンといった大手のコンビニがなく、コンビニ、スーパーとも数が少ない。
また、台風などで波が高い時は品物自体が島に入って来ないため、店にあまり品物がない時も。
値段も高めのため、屋久島での買い物は中々大変。屋久島にいると物を買うという行為がちょっとしたイベントに思えてくる。泊まる宿の近くのスーパー、コンビニはきちんと把握しておく事が大切。
2 天気と波の状態は必ずチェック
僕も屋久島に来て初めて知った事だけど、屋久島のフェリーはよく運行中止になる。
波の高さが3メートル以上だと屋久島2が、高速船トッピーも4メートル以上で運行中止になる。島の周りが穏やかでも沖の方は波が高かったりするのがまたややこしい。
僕が行った時も台風が近づいて来ていて、あともう少しで屋久島2、トッピーとも運行中止になるところだった。波が収まるまで島から何日も出られない事もあるので、必ず天気予報と波の状態はチェックしよう。
ネットでも運行情報が出ているが、不安な時は直接フェリー会社に問い合わせるのがいい。また外でも島の放送でフェリーの運行情報が流れている。
3 食事は地元の物を
せっかくの屋久島に来たのなら、地元の物を食べよう。新鮮な魚介類、飛び魚、亀の手、首折れサバなど屋久島ならではの食べ物も多くある。
亀の手も本当に亀っぽいのでかなりびびるけど、食べてみると案外美味しかったりする。
屋久島に行った初日、モスバーガーがあるのを見て、結構色んなお店があるんだなーと思ったけれど、このモスバーガーが屋久島唯一の大手のチェーン店だった。出来た時はかなり話題になったらしい。いつもの味が懐かしくなったら安房のモスバーガーへどうぞ。
4 ガイドは必要か
旅行雑誌で縄文杉登山や白谷雲水峡のガイドの広告をよく目にする。実際に行った時も多くの人がガイドと一緒に行動していた。ガイドの人がいると安全に配慮をしてくれるし、専門家ならではの情報をいろいろ教えてくれるので大変頼もしい。お金に余裕がある場合はガイドを頼むことをオススメしたい。
ただし、ガイドの料金はかなり高い。縄文杉、白谷雲水峡とも8,000円〜10,000円以上する。屋久島ガイド協会などでは人数が多ければ多いほど値段も安くなるようなので、人数を集めて申し込むのもいいかもしれない。
では、お金がない(僕のように)場合はどうしたらよいのか。結論を先に言わせてもらうと、ガイドがいなくても実はなんとかなる。
縄文杉、白谷雲水峡ともにコースがしっかりしているし、向かう人も多いのでどこかのグループについていけば迷う心配は全くと言っていいほどない。
ただし、危険な所もあるので、トレッキングシューズやレインウエア、地図などの準備はしっかりとして行った方がいい。自分の身を守ってくれるのは自分しかいないのだ。
ガイドが必要かそうでないかはお金の問題だけでなく、ガイドのいることでの利便性、安全性を踏まえて考える事が大切だ。
5 楽しい屋久島観光になるように
屋久島は離島なので行くのが大変だったり、滞在していても注意が必要だったりする事がある。あらかじめ情報を得てしっかりと計画を練っておく事で、より安全に楽しく屋久島での時間を過ごす事ができるのだ。
屋久島は温泉が多いので、温泉に入って旅の疲れを癒しながら、自分なりの楽しい屋久島攻略法を作り上げていこう。
屋久島攻略法② 〜 屋久島での移動手段 〜
1 屋久島での移動手段
屋久島は案外広くて、どんな交通手段で観光しようか、よく考えておく事が必要だ。屋久島での交通手段としては主にバスかレンタカーがある。あと体力自慢な人であればレンタサイクルという手もある。
① バス
屋久島に着いてからの移動手段で、一番安価で手軽なのはやはりバスだ。縄文杉登山では自然保護の観点から途中自動車は入れず、バスのみの移動となる。バスは屋久島観光で重要な移動手段なのだ。
バスは1時間に一本しかなかったりするので、時刻表を手に入れる事が必要だ。宮之浦や安房にある観光センターに行き、時刻表をもらうといい。ネットにも時刻表が出ているので、事前に印刷しておくのもいい。縄文杉や白谷雲水峡へのバスの時刻なども書いてあるので、これ一つあると旅のスケジュールをきちん立てる事が出来て非常に便利だ。
ただし、屋久島のバスは運賃が非常に高い。宮之浦から安房に行くだけで片道800円〜900円くらいする。何日か滞在していると運賃だけで大変な額を支払うことになるのだ。
そこでオススメしたいのは屋久島交通のフリー乗車券だ。1日券2,000円、2日券3,000円、3日券3,000円、4日券4,000円。高いなあと思うかもしれないが、先程書いたように屋久島のバスの運賃はとても高いので、あっという間に元が取れてしまう。また、白谷雲水峡の100円引き券なども付いている。
このフリー乗車券は滞在日数が長ければ長いほどおトク。なぜか2日券と3日券は同じ値段だ。屋久島に長く滞在してほしいという願いが込められているのかもしれない。
僕は3日分のフリー乗車券を使って観光をしたのだが、バスを使っていると運転手さんとも顔馴染みになる。屋久島の色んな話が聞けるのもバスの魅力の一つだ。
ただ一つ注意しなければいけない事がある。それは屋久島には2つのバス会社が運行しているということだ。先程述べたフリー乗車券は屋久島交通が販売しているものなので、もう一つのバス会社、まつぱんだ交通では使うことができない。
運行しているバスの便数は屋久島交通が多いので、あまり不便はない。どうしてもという場合にだけ、まつぱんだ交通のバスを使うといい。
② レンタカー
多人数であればバスよりも便利なのがレンタカーだ。バスは1時間に一本しかなかったり、夕方には運行が終わったりするので使いにくい面がある。
レンタカーであれば時間を気にせずにどこにでも行くことができ、効率よく観光する事が出来る。実際、僕が行った時もレンタカーを使って観光している人を多くみかけた。
レンタカーは一日軽自動車であれば4,000円程度。一人だと高いけれど、2人以上で屋久島観光するのなら絶対にレンタカーが便利だ。レンタカーであれば、夜のウミガメの産卵を見に行く事もできる。
ただし、夏休みなどのハイシーズンは利用客が集中するので、早目の予約をお勧めしたい。
③ レンタサイクル
体力には自信がある!という人にはレンタサイクルもいいかもしれない。宮之浦、安房といった大きな町だけでなく、民宿でも自転車を貸してくれるところもある。
海沿いの道を自転車に乗って走らせていると、屋久島の雄大な自然を直に感じる事ができる。また、レンタカー同様、時間を気にせず観光する事ができるのも利点だ。
僕が知り合った人でもウミガメの産卵を見に行くために、夜道を片道20キロ自転車で走ったという強者もいた。
夏の屋久島の日差しは半端じゃなく厳しい。日焼け止めや水分補給など、しっかりとした暑さ対策が必要だ。
2 屋久島らしさと便利さ
屋久島での交通手段で一番オススメなのは、やはりレンタカーだ。いつでも自分の好きな時間に動く事ができる便利さは何事にも代え難い。
しかし、バスでしか感じる事ができない屋久島らしさもある。運転手さん、地元の人、観光客が作り出す一種のコミュニティのようなものを感じるのだ。運転手さんと地元の人、観光客が話をしたり、観光客同士が情報交換したり、外国の人が友達と英語で話をしていたり。
バスでしか味わえない楽しさがあるのだ。便利なのは確かにレンタカーだけれど、多分僕は次に屋久島に行ってもバスに乗るような気がする。
屋久島攻略法 その① 〜 屋久島への行き方 〜
今回、個人で実際に屋久島に行ってみて気づいた事が幾つかあったので、ちょっと書いてみる。
1 屋久島への行き方
屋久島に行こうと考えて、まず一番初めに悩むのは屋久島への行き方だと思う。飛行機がいいのか、船がいいのか、それともバスがいいのか、僕も散々悩んだ。それぞれ長短あるので、自分に合った方法はどれなのかをよく考えるのが大切だと思う。
① 飛行機
屋久島への行き方で一番メジャーなのは、やはり飛行機だ。自分の近くの飛行場からひとっ飛び。移動時間も一番短い。でも、注意しなければいけない事がある。それは直接、屋久島空港まで行くのか、それとも一度鹿児島空港まで行き、そこから屋久島に行くのかだ。
一番簡単なのはもちろん屋久島空港まで直接行く事だけれど、関西から行く場合、屋久島空港までは便数も少なく、また大手の航空会社しか運行していないため、使い勝手がイマイチよくない。値段も早割などを使っても片道25,000円程かかる。
鹿児島空港までは関西からはピーチなどのLCCが運行しており、便数も多い。値段も安い時期であれば4,000円程度で行く事ができる。ただし、気をつけなければいけないことがある。それは鹿児島空港から屋久島までかなりの距離があり、時間もかかることだ。
まず、鹿児島空港から鹿児島市内にある高速船のフェリーターミナルまで、リムジンバスで1時間程かかる。値段は1,250円。そして、そこから高速船トッピーに乗り、屋久島まで2時間程かかる。値段は8,800円。
つまり、鹿児島空港に着いてから、さらに屋久島まで3時間以上、値段も1万円程度かかるのだ。僕はこの鹿児島空港コースで行ったけど、関西国際空港を昼に出て、屋久島に着いたのは結局夕方になってしまった。鹿児島空港まで安く行けるからと言って、安易に鹿児島空港コースで屋久島に行くのは考えものだ。
鹿児島空港コースだと安い時期を選ぶと、屋久島まで全部で片道14,000円程度。しかし、時間は関西国際空港から5時間以上かかる。
屋久島空港コースだと安い時期で片道25,000円程度。伊丹空港から1時間半で行くことができる。
② フェリー
時間があるならオススメはフェリーだ。夜に大阪を出発して、次の日の朝には鹿児島に着く。大浴場やご飯を食べてゆっくりするも良し、海上の星を眺めて旅情を感じるのも良し。また、寝ている間に着くというのはやはり利点だ。
フェリー「さんふらわあ」では屋久島の旅行プランがあって、一番安いものであれば片道13,800円で屋久島まで行く事ができる。ただし、これはツーリストという相部屋のプランなので、気になる人は追加のお金を払って他の部屋のプランを選択するのも良いと思う。
この「さんふらわあ」のプランだと、鹿児島の志布志港から鹿児島市内まで無料のシャトルバスが出る。また、鹿児島から屋久島までの高速船トッピーの料金も含まれているので、非常におトクだ。
単純に安さだけで言うなら、この「さんふらわあ」の屋久島ツアーが一番安いと思う。時間は確かにかかるけれど、屋久島までの交通手段や、かかるお金がオールインワンになっている手軽さも含めて、個人的にはオススメだ。
また、もしも時間がない場合は、行きは「さんふらわあ」のツアー、帰りは飛行機という合わせ技もできる。
③ 夜行バス
時間があるなら、夜行バスという手もある。これも夜に大阪を出て、朝には鹿児島に着く。また高速船ターミナルまで直接行ってくれるので、それも利点だ。
ただし、この夜行バスの場合、何度かあるサービスエリアでの休憩の他は長時間座っていなくてはいけないという短所がある。また、寝るのもリクライニングシートだ。人によると思うけれど、昔僕は夜行バスに乗った時、このリクライニングシートが苦手であまり熟睡する事ができなかった。
値段は鹿児島まで片道12,000円程度。また、屋久島までは高速船トッピーのお金(8,800円)が別にかかる。
もしも、夜行バスを使うのであれば、往復夜行バスでは体も大変なので、帰りは飛行機やフェリーを使う事をお勧めしたい。
2 屋久島まで行くのは大変
飛行機で直接、屋久島空港に行く以外、屋久島に行くのはとても時間がかかる。また、どの交通手段を使ってもかなりの旅費がかかってくる。
個人で屋久島に行くのは結構大変だ。でも、それだけの価値があると思う。自分はどれくらいの時間があって、どれくらいのお金を使うことができるのか、飛行機、船、バス、それぞれの利点を比較しながらじっくり計画を練るといい。
でも、屋久島で出会った旅人たちは「急に思い立って来た。」という人も多かった。何も考えずにふらっと、というのも屋久島の魅力なのかもしれない。